お気に入りの面白さ
新しい曲の譜読みを始めたとき
その曲がどんな曲かを瞬時に理解して深い演奏をするのは
よほどの熟練した人でなければできないこと。
わたしは言うまでもなく、そんな力量は現在もってないので
時間をかけてヨボヨボとやっているのですが
ヨボヨボは酷いので、せめてヨチヨチにしておきましょうか。。
その途中で、お気に入りの面白さがやってくるのです。
できないことができるようになる面白さもありますが
何となく…この曲はこうだよ、と楽譜から弾いた音から
立体的に聴こえたり観えたりする瞬間が
とても気に入っている面白さなのです。
知らない曲でも不安なく弾けるようになるために
この数年は古典の練習曲を弾いているのですが
ただの勉強だと、必要があるからやっている。
そう思っていただけでしたが。。
物言わぬように見えるものが、実はそうではなかった。
それが「この曲のここ、美味しいでしょう?」に繋がっていてるし
思いもよらない面白さを見つけてしまったのです。
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